第1部 文化デリック
[開場中のBGM]CD:ミシェル・ウンデケオチェロ・プレゼンツ『THE SPIRIT MUSIC JAMIA:DANCE OF THE INFIDEL』(仏UNIVERSAL MUSIC)
[映像]
1. 映画:イム・チャンサン監督『大統領の理髪師』(ル・シネマ) ※下井草選
2. 映画:キム・ギドク監督作品『サマリア』(恵比寿ガーデン・シネマ) ※川勝選
3. 映画:ホアン・アンティン監督『火星人メルカーノ』(アップリンクX) ※下井草選
4. DVD:大塚恭司総合演出『お笑いライブ 人類滅亡 〜27連発!狂気のコント集〜』(VAP) ※川勝選
[出版物]
1. ジョン・クルース『ローランド・カーク伝 溢れ出る涙』(河出書房新社) ※下井草選
2. 康芳夫『虚人魁人 国際暗黒プロデューサーの自伝』(学研) ※川勝選
3. 井口昇『恋の腹痛 見ちゃイヤ!イヤ!』(太田出版) ※下井草選
4. SKATETHING『涙の怪獣パーティ』(飛鳥新社) ※川勝選
[音楽]
1. CD:藤原ヒロシ『CLASSIC DUB CLASSICS』(クルーエル) ※川勝選
2. CD:ゴールディー・ルッキン・チェイン『グレイテスト・ヒッツ』(ワーナー・ミュージック・ジャパン) ※下井草選
3. CD+DVD:デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン『ミュージック・フロム・ケイオス2』(P-VINE/TRIAD) ※川勝選
4. CD:V.A.『愛しのキャラうた伝説 キャラクター・ソングの素晴らしき世界』(テイチク) ※下井草選
第2部 信藤三雄(コンテムポラリー・プロダクション)
まずは、今、信藤さんが気になっている1曲ということで、ニュー・オーダー「クラフティー」の日本語ヴァージョン(『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』<05>より)。モンドの文脈ではなく、日本のリスナーに歌の意味を一生懸命伝えようとしているのがなんかいいとのこと。
もう1枚のお気に入り、ザ・シー&ケイクのサム・プレコップの新譜『フーズ・ユア・ニュー・プロフェッサー』(05)の話から、今夜のメイン・テーマ――「渋谷系・イズ・デッド」以降に惹かれる音楽について流れる。
96年、『シー・ティー・ピー・ピーのデザイン』と題して、ラフォーレ原宿で展覧会があり、今は亡き光琳社から同名の作品集が出版。信藤さんが手がけた渋谷系と呼ばれたアーティスト関連のデザインがまとめられたことで、結果的に"お墓"的な意味合いを持つことに。
それと相前後して、信藤さんはハイ・ラマズ『ギデオン・ゲイ』(94)辺りから音響系を聴き出し、ヒット・チャート/ポップスの在り方の変化を体感し、日本ではコーネリアス『POINT』(01)にグッとくる。
さらに大型犬を飼い、ボクシングのジムに通い、東北沢〜下北沢暮らしという環境の変化が、クラシックを環境音楽として聴き、ハワイの日系二世の音楽をエキゾチックというよりハッピー・ミュージックとして楽しむというような、さらなるアティテュードの変化をもたらす。
結論は、不幸をバネにしたクリエイティヴではなく、幸せをエネルギーにした音楽を愛でたい。
近況は池ノ上マダムから旧・渋谷系のアーティストまで集う美味処がきっかけで誕生した、吉永小百合をはじめとするリズム歌謡をはじめとするコンピのアート・ディレクション。下北沢再開発運動を見直すための音楽主体のムーヴメント「SOS(Sound Of Shimokitazawa)のスタート。これには曽我部恵一さんらが賛同中。『代官山物語』に続く、劇場用長編映画第2弾! である下北沢版『男はつらいよ』の構想。竹中直人が渥美担当、ワタナベイビーが蛾次郎担当……とのこと。
来年で20周年を迎えるCTPPの、フォーエヴァー・ヤング感に脱帽しました。
詳しい内容は近日アップ予定です。